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教科書 08

カテゴリの選び方

カテゴリは、あなたの本が並ぶです。
大きな棚で100位より、小さな棚で3位のほうが、読者に見つかります。

カテゴリは、登録画面で数分で決めてしまう項目です。しかしここは検索と並ぶ、もうひとつの発見経路です。

読者には2種類います。探しにくる人(検索)と、眺めにくる人(棚を見る)。カテゴリは後者のための入口です。

考え方は、これだけです

やりがちな選び方
大きな棚を選ぶ

「ビジネス・経済」のような広いカテゴリ。読者は多いが、強い本が何千冊も並んでいます。新刊が上位に入るのは、まず無理です。100位に沈めば、誰の目にも入りません。

実際に効く選び方
小さな棚で1番を取る

より具体的な下位カテゴリ。読者の数は少ないですが、上位に入れます。そして上位に入ると、Amazon側がさらに露出させてくれます。

これは、本の題材選びとまったく同じ理屈です。 「誰にでも当てはまる本は、誰の検索にも引っかからない」のと同じで、 誰でも入れる棚は、誰にも見られません。

選ぶときの手順

実際に使っている手順です。

  1. 自分の本に正直に合う棚を、いちばん深いところまで降りる。大分類で止めない
  2. その棚の上位を見る。並んでいる本が「勝てそうか」を見ます
  3. 複数選べる場合は、方向を散らす。同じ系統の棚を重ねても入口は増えません

実際の設定例です。投資本の場合はこうしています。

第1: ビジネス・経済 > 投資・金融 > 株式投資・投資信託 第2: ビジネス・経済 > 投資・金融 > 個人投資家・トレーディング

「ビジネス・経済」で止めず、2階層降りています。そして2つの棚は、同じ「投資・金融」の下でも違う切り口です。データ寄りの本なら、片方を統計や経済の棚に振ることもあります。

やってはいけないのは、無関係な棚に入れて順位を稼ぐことです。 一時的に順位は上がりますが、読者の期待とずれた本は低評価を招きます。 レビューが少ないうちの★1は、平均を1点以上動かします。割に合いません。

シリーズ登録も、無料の棚です

見落とされがちですが、KDPのシリーズ機能は無料です。関連する本をシリーズとして登録すると、Amazonにシリーズ専用ページができます。

効果は2つあります。

2冊以上あるなら、登録しない理由がありません。手続きは数分で終わります。

仕様が変わりやすい箇所です

正直に書いておきます。カテゴリまわりはKDPの仕様変更がとくに多い領域です。

以前は、サポートに依頼すると本来より多くのカテゴリを追加してもらえました。現在は登録画面で自分で選ぶ方式に変わっています。選べる数も変更されてきました。

ネット上の解説は、古い方式のまま残っているものが大量にあります。 いま何個選べるか、どう申請するかは、必ずKDPの登録画面の表示で確認してください。 このページに書いていることも、いつか古くなります。

あとから変えられます

カテゴリは、出版後にいつでも変更できます。タイトルや説明文と同じです。

順位が伸びない棚に入っているなら、より小さい棚に移してみてください。数日で順位の出方が変わります。本文を一行も直さずにできる改善なので、優先度は高いです。

まとめ