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実録 04

26冊出すと、
月いくらになるのか

17日間の実売データを、1冊単位で全部出します。
26冊のうち12冊は、1冊も売れていません。それでも合計は¥36,519でした。

「AIで本を書けば稼げる」という話は、たいてい売れた本の話しかしません。ここでは売れなかった本も含めて全部出します。期間は2026年8月1日から17日までの17日間です。

¥36,51917日間の印税
49冊売れた数(電子+紙)
14/261冊でも売れた本

電子書籍 ―― 1冊ずつの実数

冊数印税税込価格
cis流 順張り投資の全解剖6¥4,765¥1,250
沈黙の投資家 BNF4¥3,180¥1,250
株が買われる理由、売られる理由4¥2,544¥1,000
株で勝つ人は、なぜ機関投資家を追うのか3¥2,385¥1,250
本当に使えるテクニカル指標3¥2,283¥1,200
億り人が全員持っていた5つの法則2¥1,588¥1,250
BNFに学ぶ 自分で勝ち方を見つける力2¥1,272¥1,000
減配しない高配当株801¥955¥1,500
天才たちは買う前に売っている1¥795¥1,250
勝てる投資スタイルの育て方1¥795¥1,250
伝説の投資家6人の無名時代1¥795¥1,250
投機王リバモア1¥794¥1,250
君が動けないのは、賢いからだ1¥763¥1,200
メンタルは才能ではなく技術だ1¥381¥600
残りの12冊0¥0
合計31¥23,295

ここから読み取れること

1. 半分近くの本は、まったく売れていない

26冊のうち、17日間で1冊でも売れたのは14タイトル。残りの12冊はゼロです。しかも売れた14冊のうち7冊は1冊だけ。最も売れた本でも6冊です。

つまり「売れている本」と呼べるものは、実質2〜3冊しかありません。これが26冊出した人の現実です。

ここを正直に書かない発信が多すぎます。 売れた1冊のスクリーンショットだけを見せれば、誰でも成功者に見えます。 実際には打率は低い。それでも成立するのは、次の理由です。

2. 収入は「1冊の当たり」ではなく「積み上げ」から来る

1タイトルあたりの平均は、17日間でわずか1.2冊です。1冊だけ出していたら、月に2冊、印税にして1,600円ほどにしかなりません。やめてしまう金額です。

ところが26冊あると、その「月に数冊」が26本ぶん重なります。

持っている冊数月の印税(この実績から換算)
1冊約¥1,600
5冊約¥8,000
10冊約¥16,000
26冊(実績)約¥66,600

ホームランは要りません。必要なのは、小さな流れを何本も作って、それを止めないことです。1冊目が売れないのは失敗ではなく、単に本数が足りていないだけ、という場合がかなりあります。

3. 紙の本が、金額の36%を占めていた

見落とされがちですが、これが一番効きました。

形態冊数印税1冊あたり
電子書籍31¥23,295¥751
ペーパーバック18¥13,224¥735
合計49¥36,519¥745

紙を出していなければ、この期間の収入は¥23,295で終わっていました。紙を出したことで約1.57倍になっています。

そして意外だったのがここです。 紙の本は電子の倍近い値段(¥2,000〜¥2,500)で売っているのに、 1冊あたりの手取りは電子とほとんど同じでした。印刷コストが引かれるからです。 それでも冊数がまるごと上乗せされるので、出す価値は十分あります。 計算は印税シミュレーターの紙タブで確認できます。

紙で売れたのは7タイトルだけです。電子で売れている本と、紙で売れる本はだいたい同じでした。つまり「電子で売れている本から順に紙にする」のが効率的です。全部を紙にする必要はありません。

4. 無料キャンペーンは、この数字に入っていない

同じ期間に、無料キャンペーンで41冊がダウンロードされています(3タイトル)。印税はゼロです。

これは損ではなく、レビュー件数を増やすための投資です。刊行直後の本はレビューがほぼゼロで、そこに★1が1件付くだけで平均が1点以上動きます。母数を厚くしておく必要があります。理由は★1が付いた本を、どう立て直したかに書きました。

5. 読み放題の分は、まだ確定していない

同じ17日間で20,253ページが読み放題(Kindle Unlimited)で読まれています。ただしこの単価は月末にならないと確定しないので、上の¥36,519には含まれていません

過去の水準(1ページあたり0.4〜0.5円)で見積もると、17日間で約8,000〜10,000円。月に直すと約1万8千円です。

項目月ペース
販売分(電子+紙)約¥66,600
読み放題(推定)約¥18,500
合計約¥85,000

AIで書いて、会社員のまま20冊。』は月3万円に届いた記録として書いた本ですが、その後さらに冊数を足して、いまは倍以上になっています。やったことは奇策ではなく、本を増やし続けただけです。

この数字をどう受け取るか

月8万5千円を「少ない」と見るか「会社員の副収入として大きい」と見るかは人によります。ただ、次の点は誰にとっても同じだと思います。

注意点も書いておきます。 これは17日間の一断面であり、8月という特定の月の数字です。 新刊を出した月は跳ねますし、何も出さない月は落ちます。 この数字が毎月保証されるものではありません。 それでも、月ごとの上下より「冊数の積み上げ」のほうが効いている、という傾向は変わっていません。

次はこの数字がどう動くかを、また正直に出します。良い月も、悪い月も。